お昼ご飯を食べてたら予約時間(13:00)になったので、さっそくカサ・バトリョへ!
こちらの建物はグエル公園やサグラダファミリアと同じく、ガウディの作品。
外観のイメージは諸説ありますが、公式HPは
カタルーニャの聖人サンジョルディの竜退治伝説にちなんでドラゴンに見立てている説でいっているご様子。
長くなりますが、分けるのも何なので一気に書きます!
受付で日本語音声ガイドを受け取って、早速探検開始です。
松葉杖ついてるのに階段でのぼるのすごい…
念のため言っときますが、あとで出てきますが、エレベーターはあります。
さて、この階段ですが、私、大変感激したのです。
なにってこの手すり、すんごく握りやすいの!
ぴったりフィットすんの!
さすが人間工学に基づいてデザインされてるだけのことはある!
階段上がるときは絶対手すり握って!
うわー!ってなるから!
わたしだけ?
で、階段をのぼると広い部屋に出ます。
天井には、いわゆるミルククラウンのようなものが。
これね、見にくいかもしれないけど、天井も壁もうっすら模様が見えるんですけど、すべて手書きだそうです。
あほかって思いますね。
そういえば
ドイツで見たノイマン設計のお城も、壁の大理石模様は手書きだったし、昔の人たちはくるってやがる!
さて、二つ前の写真に写ってた扉から、テラスに出ます。
これがカサ・バトリョの裏側。
モデルニモスって感じ!
タイル装飾がかわいいです。
南の方の国だからか、花模様が多いし、色使いもポップ。
もちろんテラスにもふんだんにガラスのモザイクが使用されています。
これは何のためにあるんだろうか…
多分ただの飾りかな!
わかんないけど、グエル公園とかでもみた丸いタイル、これかわいいよね!
そして、この丸いタイルを使った花壇もおしゃれ!
花より花壇のほうが目立つんじゃないだろうか…?
あ、テラスの床はこんな感じ。
うむ、かわいい。
外を堪能したら、また中へ。
さすが邸宅、シャンデリアもあります。
でも、一般的な豪勢な、なにかと落ちてきて殺人に使われるタイプのシャンデリアと違って、こういうのなら一般家庭でもいけそうな気がする!
てかこういうピアスありそう。
そうそう、オーディオガイドですが、やはりナウいですね、タブレットがついています。
こんな感じで建物内をうつすと、当時の様子が画面上に再現されます。
おばちゃん感激!
ガイドの指示通り突き進むと、キノコ型暖炉が!
両サイドに椅子が設けられてるのですが、こんな暖炉あったら、ずっとここに座ってるわ!
脳内で繰り広げられる将来のマイハウス計画に組み込まれましたね、ええ。
そして、さらに別の部屋へ。
ここで、何とも見ごたえ十分な大窓が登場!
ふ、ふつくしい…!
カサ・バトリョ中にこの丸いガラスが使用されているのですが、水中の泡みたいでとても美しいです。
この窓はあまりにもサイズが大きすぎて、人の力では重すぎるので、自動で開閉できるような仕組みになっているそうです。
よく見たらワイヤーが見えるので、現地に行かれた際は確認してみてはいかがでしょうか。
そして、この辺のお部屋の天井が、これまた特徴的。
渦を巻いた天井の中心に、イソギンチャクのようなライト。
これ、閉じるらしいです。
さて、お部屋の見学のあとは、階段をのぼって屋上に向かいます。
その道中もみるものがたくさん!
まずこれ、エレベーター。
ね、あるでしょ?あの人なんで自力で頑張ってたん…手を抜いてもいいと思うやで…
とにかく、デザインがおしゃれです。
でも、海外特有のガコン!て感じの動きをするので、ちょっと怖いです。
で、上にのぼる階段からは、吹き抜けが見えますが、これがカサ・バトリョで一番有名なやつですね。
まさしく海の中というい感じ!
青いタイルが美しく上まで貼られています。
これの何がすごいって、どの高さから見ても、同じ色に見えるように計算されていることです。
まず、これが一番下。
水色というか、もはや白いタイルも使われています。
これが、一番上までくると、ここまで濃ゆい色になるのです。
こんなに濃ゆいのに、下から見ると、天井からの日の光が反射してタイルが白っぽくなり、全体が同じ色に見えるというわけですね。
ガウディすごい!
で、おしゃれなのが、その階層のタイルの色に合わせて、ドアを囲うタイルの色も変えてるところ。
これは下の方の階の扉ですが、上の方に行くと濃い青色で囲われています。
そうこうしているうちに、だいぶ上まで上がってきました。
上の階に行くと、お風呂場や洗い場があります。
レトロで素敵!
お風呂場などを抜けて、螺旋階段をのぼると…
屋上に出ました!
ねえちょっと煙突かわいすぎじゃないですか??
なんかもう腹立たしくなってくるレベルの可愛さ。
うちもこういうかわいい家にすみたい!!
以上でカサ・バトリョ見学終了です。
お土産屋さんはハイセンスなグッズが多いです。
アクセサリー類がかわいかった。
ちなみに、お隣はカサ・アマトリェールという、こちらもモデルニモス建築な建物が。
こっちもかわいすぎでは???
こちらはチョコレート製造業を営んでいたアマトリェールさんのお宅だったもの。
ガウディではなくジュセップ・プッチ・イ・カダファルクの設計。
全部の見学はできませんが、1階にはチョコレート屋さんとカフェがあり、中に入ることが可能だそうです。
私は時間の関係というか、カメラの電池がなくなりそうだったので、訪問を断念。
つぎこそは!
てか電池ですよ!!
カメラの電池!!
替えの電池を日本から持ってきていたのですが、前日は1本で足りたし、大丈夫だろーとか思ってたら全然足りなかった!
なので、
電池…生きて…!!
と思いながら、地下鉄に乗って急きょホテルに電池を取りに戻りました。
完全に時間のロス!
でも、グーグルアース出来になっていた、ホテルの真ん前にあるスカーフやさんが開いていたので、立ち寄ることができました。
ROCHEという、インド製のスカーフを売っているお店。
デザインはバルセロナでやってるんだって。
綿100%のものや、シルクのものまであり、値段も様々。
奥の方に割引商品があるので、よく見てみるといいです。
私は母と妹のためにスカーフを2枚買い、€19.98でした。
これが案外良くて、帰国した後、自分の分も買えばよかったと後悔…
まあしょうがない。
買い物のあとは、前日コンサートをみたカタルーニャ音楽堂へ。
お昼のガイドツアーに参加しに行きました。
そうそう、カタルーニャ音楽堂のすぐ近くに変な銅像があります。
これ、めっちゃぺらいの。
ぺらい。
バルセロナ内はこういう謎の芸術作品がたくさんあります。
変な猫の像もあるらしいのですが、見つけきらなんだ…
そういうのを探して歩くのも楽しいかも!
さて、長くなりましたが、バルセロナ観光最後の目的地、カタルーニャ音楽堂へ!
つづく!